体脂肪を減らす食事法
肥満の原因とは?
最近は、食べ物が豊富にあるため制限なく食べてしまう人も少なくありません。そのような人は、肥満になる傾向があります。肥満の原因はいくつか考えられますが、その中の一つが食べ物を食べ過ぎておりカロリーが燃焼できていないことです。人間は普通に生活をしていれば1日に消費するカロリーは決まっていますが、そのカロリー以上に食べ物を食べてしまうと肥満になる可能性が高いです。 また、運動不足の場合にも肥満になりやすい傾向にあります。
和食ダイエットで健康的に長続きさせる
肥満を避けるためには、食べ物をとりすぎず適度な運動することが重要になります。食べ物をとりすぎることで蓄えられるカロリーが消費されるカロリーよりも多くなってしまった場合が続くことで肥満になりやすいですが、だからと言って食べ物をまったく食べないのもよくありません。また、ダイエットをするといっても無理なダイエットをしてやせ我慢をしている状態だとリバウンドが心配されます。今まで我慢していた分、あるとき突然食べ出してしまい今まで以上に太ってしまうことが考えられるわけです。 せっかく食事をするのであれば、わざわざ我慢する必要はなくカロリーの少ないものを選んで食べたほうがよいでしょう。その一つが、和食ダイエットになります。和食は、海外でもヘルシーな食事として知られており積極的に和食を食べようとする外国人も少なくありません。そこで、実際に体重を落とすためには和食を積極的に取り入れてみる必要がありますが、可能なかぎり油が含まれていないものを食べるようにするべきです。例えば、うどんやそばは和食の代表的なものになりますが、油をたくさん使ったてんぷらそばやてんぷらうどんよりも、月見うどんやきつねそばなどを食べるべきです。
マクロビオティックで日本古来の食事
和食を食べる場合も、正しい食べ方を続けることで効果的に体重を落とすことが可能になります。油ものをとらないことも重要になりますが、マクロビオティックを取り入れることで体重を落とすことが可能です。マクロビオティックはカタカナになりますので、外国で発明された考え方のように感じますが、実際には明治時代に日本で発明された考え方です。 この具体的な意味は、自然の食べ物を積極的に身体に入れることになります。例えば、日本食の中でも玄米などの穀物を中心として野菜や豆そして海藻などを積極的に取り入れることで、無駄なカロリーをとることを避けることができ、結果的に自然な形で体重を減らすことができるようになります。 裏を返せば、肉などを一切取らないような食事方法になりますので、お寺などで食べる精進料理にも共通するところがあります。基本的に精進料理の場合には、魚すら摂取しません。動物などの生き物は一切摂取しないのが精進料理ですが、マクロビオティックに関しては魚を摂取しても問題ないとされています。
脂肪燃焼に役立つ脂肪「褐色脂肪」を味方にする
体の中に脂肪がたくわえられた状態を肥満と言いますが、肥満から脱するためには脂肪を燃焼されることが重要になります。ただ、この脂肪は大きく分けて2種類あり、その一つが褐色脂肪と呼ばれるものです。これは、エネルギーを燃焼させて熱を作り出す働きがあるもので、これが多い人は太りにくくなります。これに対して白色脂肪と呼ばれるものがあり、これがいわゆる肥満の人がつきやすい無駄な脂肪になります。 いくら脂肪が体についていたとしても、褐色脂肪を増やすことで体重を落とすことが可能になるわけです。ではどのようにして増加させたらよいかが問題になりますが、一つはシャワーを利用して冷水を体にかけるようにします。30秒ほど体にかけた後には温かいお湯を同じく30秒ほどかけ続けてみます。これを繰り返すことで、褐色脂肪を増加させることが可能になり、太りにくい体をつくることができるでしょう。 普段から健康的な食事をとり定期的に運動し、さらに褐色脂肪を増やすことができれば肥満から遠ざかることは可能です。
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